イルカ「愛を貫いて成就した」介護生活20年を売りにしなかった素晴らしさ
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歌手のイルカさんが、20年に及ぶ夫の介護生活をテレビ初告白したことが話題となっています。
歌手のイルカ(65)が25日に放送されたTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演。20年に及んだ夫の介護生活をテレビ初告白した。
イルカは大学時代に神戸和夫さんと知り合い、1972年に卒業と同時に結婚。その後和夫さんがイルカの音楽プロデューサーを務め、「なごり雪」を薦めるなどイルカの活躍を支えた。
なごり雪のヒットから約10年後の1980年代中頃、和夫さんは謎の症状に悩まされる。急に体が硬直して転倒する、仕事人間だったのに理由なく仕事をドタキャンするなど異常が見られるようになった。病院をいくつも巡っても異常なしとされたが、約10軒目の病院で「パーキンソン病」と診断された。
治療を始めて約13年後、和夫さんはパーキンソン病に対する専門的なリハビリを取り入れる旭川の病院へ入院。イルカは2本のレギュラー番組、年間100本のコンサートをこなす中、東京と旭川の二重生活を続けた。
音楽活動の裏で懸命の介護を続けたが、パーキンソン病発症から20年が経った2007年3月、和夫さんが死去。イルカは「夫に先立たれたことは不幸なことであるように思うんですけど、初めて出会った人と結婚して。夫に先立たれて。愛を貫いて成就した」とすっきりした表情で話した。
また、リハビリ生活を振り返り、「病気は彼の一部分であって、彼でなくなったわけじゃない。夫と一緒にこうやって2人で生きていくということであって。それは1つの幸せなんだなと思いますね」と柔らかな笑顔を浮かべた。
この件に関して
「20年はすごいよ、お疲れさまでした。」とか
「気持ちの整理がついたというか、受け入れられるようになったのでないかと。辛かったと思います。」とか
「人に言えない苦労もあったろうに… 介護や看病を売りにする芸能人が多いなかで本当に素晴らしい人だと思うきっと旦那様は病気でも幸せでしたでしょうね」など
ねぎらいや褒め称えるコメントが多くよせられた。
雪が降ると必ず「なごり雪」を聞きたくなる人は、
多いと思われるが、
悲壮感がなく、20年間夫の神戸和夫に尽くし、
その苦労を彼が召されるまで
誰にも明かさず、
愛を貫き通した姿勢に共感することは言うまでもない。
中には、
「紅白、ぱふぃーよりイルカの方が良かったと思う。」
というようなコメントも見られたが、
人間的に偉大なイルカさんを
落ちぶれた
紅白に出たら
イルカ
の
値打ち
が下がるじゃないの。
と心配する今日このごろです。